このお供え物はチャナンサリと言われます。
お供え物に使われているお花は、いろんな種類や色など使われていますが、色によって、様々な象徴を表しています。
初めてバリ島に遊びに行ったお客様はお供え物を見たら、気になると思いますが、いろんな所に置いてあるので、「これは何ですかね〜、いろんな所に置いてあるから、飾り物ですかね〜」と言う疑問が出て来ると思います。
こういう風景はどこの国にもなかなかないと思います。とても珍しい文化だと思うので、今から簡単に、このお供え物に関することをご紹介いたします。
これはチャナンサリと言います。バリヒンドゥ教のお供え物です。チャナンサリと言われるお供え物はお祭りや、お祈りをする時に使われています。
バリヒンドゥ教の人達は毎日お供え物を捧げたり、お祈りしたりするので、簡単に見かけることができます。様々な経典によって、チャナンと言われるお供え物は8世紀ごろからできたと言われます。
バリ島ではいろんなお供え物がありますが、チャナンサリと言われるお供え物はバリヒンドウ教の中で、最も小さな捧げ物です。どんなお祭りでもチャナンサリは必ずあるので、お供え物の原点と言われています。
チャナンサリと言う言葉は元々古代ジャワ語からできました。チャナンサリは「チャン」と言う言葉からでき、綺麗と言う意味で、「ナン」は目的又は目標という意味で、「サリ」は元と言う意味です。チャナンは神様の良い力を呼び出すことを意味します。
お供え物はいろんな物からできましたが、物によって、様々な意味とシンボルがありますが、ここでお花の色だけ紹介いたします。
お供え物に使われているお花は、いろんな種類や色など使われていますが、色によって、様々な象徴を表しています。
お花の色の象徴は:
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白い色お花は東の象徴で、東神様の力を表しています。
* 赤い色お花は南の象徴で、南神様の力を表しています。
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黄色い色お花は西の象徴で、西神様の力を表しています。
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青い色又は緑色は北の象徴で、北神様の力を表しています。
皆さんが上で読んだとおり、チャナンと言うお供え物は綺麗だけではなく、物によって様々な意味もあります。バリヒンドゥ教の人達は毎日神聖な場所で、チャナンと言われるお供え物を捧げたりします。上の方に捧げてあるお供え物は神様や、善のパワーに捧げる物になり、地面に捧げてあるお供え物は悪い魔物や悪のパワーに捧げる物と言われます。バリヒンドゥ教が二局の中で生きていると言う考え方があるので、両方に捧げないとバランスが崩れてしまうと言われています。バランスを取るために、上も下も捧げるようになりました。今でもバリ人はその文化を守っているので、バリ島に遊びに来たら、沢山のお供え物を見ることができます。まだまだチャナンについては面白い話が沢山ありますが、ここでは少しだけにしておきますね(笑)あとの残りについてはあなたがバリ島に来た時に私に連絡してください(笑)私がバリ島でご案内しますよ。
by;スアルタ