皆さんこんにちは!バリ歴史ツアーのスアルタとハルミです。今回はバリ島で、してはいけない8つのことを紹介します。バリ島文化を知るきっかけにもなると思うのでぜひ読んでみてください!
わざと道にあるお供え物を踏んだり蹴ったりすることは禁止
バリ島の道やお店には、チャナンというお供物がたくさん置かれています。これをわざと踏んだり、蹴ったりすることは禁止です。チャナンと呼ばれるお供え物は、バリヒンドゥー教徒が神や宇宙に毎日捧げるものになります。ヒンドゥー教徒は、この世の全ての生き物に常に命を与えてくれる宇宙へお供え物をして感謝の気持ちを表します。
バリ島のお正月『ニュピ』には、外に出てはいけません。
毎年、サカ暦のお正月ニュピの時には全員が外出禁止になります。ニュピには、宇宙を休ませ、全ての人間は新年に、より良い生活を送ることが出来るよう、自分自身と向き合う、自己内省の日となっています。
人の頭を叩くことは禁止
バリヒンドゥー教徒は、体の中で、頭が最も神聖な部分であると信じています。従って、バリ人の頭を叩くことは非常に失礼であるため、固く禁じられています。
左手で物をあげたり貰ったりすることはあまり良くない
バリヒンドゥー教徒はルアビネダ『二極』というコンセプトで生きているので、体の左部分は悪のシンボル、右部分は善のシンボルを表しています。その為、左手で物をあげること、貰うことはマナー的に良くないと言われています。
洗濯物を干す際、下着や靴下などは頭の高さと同じ高さに干すのは禁止
バリヒンドゥー教徒の考え方の中で、人間の体は頭、体、足に分かれています。その中で、頭が一番神聖な部分だと考えられています。そのため、下着やパンツなどを上に干すのは禁止されるようになりました。
お寺や神聖な場所に入る際、サロンや腰紐を結ばないと入れません。
お寺や神聖な場所に入る時に、過度な露出は控えなければなりません。お寺や神聖な場所は神様の座る場所と考え、そのため、半ズボンやタンクトップを着ることは禁止されています。上には羽織もの、下はショートパンツの上から、サロンや腰紐を巻けば入ることができます。
女性は生理中、お寺や神聖な場所には入れません。
バリヒンドゥー教徒の考え方や信仰の中で、生理中の女性は精神的に汚いと言われています。そのため、お寺や神聖な場所へは立ち入り禁止とされています。
床に座っている年配の方々の前を通る際は、頭を下げて歩かないと失礼
バリ島では床に座って雑談をする方々など、床に座るシーンをよく見かけます。バリヒンドゥー教では、年上の人を尊敬する教えがあるので、床に座っている年配の方の前を通る際は、頭を下げて歩かないと失礼だとよく言われます。
最後に
いかがでしたか?日本にはない洗濯物のルールは驚きますね〜。頭を下げる文化は日本に似てる部分がありますね!旅行の際には、特に、寺院のルールは気を付けて下さいね!今回もありがとうございました~!
By スアルタ、ハルミ